スーパーカブ110プロ!

小さな翼を手に入れたリターンライダーの雑記

釣りの世界には「フナに始まりフナに終わる」という言葉があるように、
バイクの世界には「カブに始まりカブに終わる」という言葉はあるのでしょうか。。。


はじめまして。
mangomushi(まんごむし)といいます。
数年ぶりにバイクを手に入れたリターンライダーです。

私が初めてバイクにまたがったのはカブでした。
中学生のころ、稲刈り後の乾いた田んぼの中をカブで走り回ったそのときが、いま思えば私のバイク人生が『カブに始まった』瞬間でした。
高校生になると、通学距離が遠かった私は2年生からバイク通学ができました。田舎の高校あるある、ですね(笑)
その後、大学に進学した私はバイクサークルに入り、先輩から譲ってもらった400㏄でいろんなところを走り回りました。
そんなあるとき、サークルの先輩が見慣れないビッグバイクに乗ってきて、それを見たときの衝撃は今も忘れません。その大きな車体、図太い排気音、そして何よりそのフォルム!まるで新幹線や戦闘機をも思わせるアッパーカウル、、、その圧倒的な存在感に一目ぼれし、『俺も絶対これに乗る!』と誓いました。それがKawasaki/GPZ900R、私のその後24年間の相棒です。

そんなGPZとの思い出を書き出すと、筆も涙も止まらなくなるのでここでは割愛します(笑)

さて、長年の相棒を手放してから2年余りが過ぎたころ、また悪い虫が騒ぎ出しました。一人旅がしたくなったのです、バイクで。
『次は何が良いかなぁ、別に大型じゃなくても良いよなぁ』などと考えながら小屋の片隅に目をやると、ひっそりとたたずむスーパーカブ50。『そうだ、息子が通学に使ってたのがあるじゃないか、これを私がイジって使おう』と思ったのもつかの間、なんと娘がそれに乗ると言うのです。(実は、息子も娘も私と同じ高校に通い、娘も来年からバイク通学予定)
「娘よ、お前には女の子らしいスクーター買ってやるよ」と言うのですが、娘は「カブが良い」と言い、さらに「お下がりで良い」と息子が使っていたカブを指さす。『おおっ、なんてできた娘だ』と心の中で感心しつつ、「じゃあ仕方がない、お父さんが新しいのを買うかぁ」という話の流れで(?)、私はまんまと新しいバイクを手にしたのでした(笑)

その名は、Honda/スーパーカブ110プロ!
 
ノーマルカブではなく、最近流行りのハンター/クロスカブでもありません。そう、新聞屋さん御用達のプロ仕様です。でも、なぜ新聞屋でもないのに“プロ”なのかと?
それは、荷物をたくさん積めるからです。
若いころからキャンプツーリングを趣味としている私にとって、荷物の搭載能力はバイク選びの重要なポイントでした。
プロは、荷台が大きく、前カゴも標準装備。その上、その搭載能力を考慮したサスやサイドスタンドをさり気なく補強しているなんて「ニクイね!ホンダ(笑)」
実は無骨でワイルドな雰囲気の漂うクロスカブにもかなり惹かれたのですが、やはりキャンプツーリング用のカスタムベース車両としては機能にこだわった“プロ”だという結論に至ったのでした。

そんなこんなで、首尾よく新たな相棒を手にした私でしたが、買った後にわかったことがあるのです。いえ、正確には買う前から薄々気づいてはいましたが、、、プロの情報少なっ!て。書籍はもちろん、ネット検索してもノーマルカブやハンター/クロスカブに比べて圧倒的に情報が少ないのです。
全国のプロ御用達のはずなのに? 好きで乗る人ってそんなに少ないの???

というわけで一念発起、人生初めてのブログに挑戦することになった次第です。

このブログではスーパーカブ、とりわけ“プロ”に関するカスタム情報や魅力を発信していく予定です。そして、プロでもないのにプロを愛する少々マニアックな方たちとの絆が地味に広がっていけばと思います(笑)

『カブに始まった』私のバイク人生は、果たして『カブに終わる』のか!?

まだ名も無いこの新しい相棒と人生初のブログが長続きしますよう、、、
mangomushiをよろしくお願いします。


自他ともに認める亭主関白であり愛妻家、4児の父。
座右の銘は「大器晩成(たいきばんせい)」

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